慢性的な非日常

最近は北国で音楽隊ウィッチーズをやっています

僕が好きなストライクウィッチーズというコンテンツ

僕がストライクウィッチーズというコンテンツに初めて出会ったのは2012年の夏、中2の夏だった。誰に勧められたのかも覚えていないが、同じ学校に通っていた人ではないことは少なくとも確かだったと思う。というか多分適当にネットを漁ってたら出て来たんだっけな…。そして僕は当時中学生だったので(それを言い訳にしてはいけないが)ネット上で早速1話を観た。1話の時点だと特に僕の心に訴えかける部分は無かったのだけども、取り敢えず続けて観てみた。4話を視聴した時、僕はここでゲルトルート・バルクホルン(愛称:トゥルーデ)というキャラに完全に魅了されてしまった。今までアニメを観ていてこのキャラ可愛い〜などとは沢山思ったものだが、このキャラには完全に心を打たれてしまったのである。6年経った今、どこにとても惹かれたのかというのはあまり定かではないが、その性格とその見た目とに完全に虜になってしまったとも言える。軍人らしく真面目で、それでいて妹のような他のキャラには甘いところ、それが宮藤に少しずつエスカレートしていく様を観ているのがとても好きだった。今思うとこの時百合好きに目覚めたのかもしれない。4話の内容については全てには触れないがトゥルーデが妹に似ている宮藤(主人公)との接し方に悩むところが一番印象的だった。それから僕は一気に1期を観終えた。

 

1期は他にも見所はあったが、4話の他に6話も僕の心を鷲掴みにした。宮藤と誕生日が同じサーニャとそのサーニャと仲が良い(弱い言い方)エイラとの関係を掘り下げていくものだった。1期は最初の2話と最後の2話以外は各キャラを掘り下げていく話がメインだったし、僕はその構造にも惚れたんだと思う。まずそもそもこの世界のキャラは現実世界で言うズボンを穿かないというのが他の人には印象が強すぎるかもしれないが、僕はそれよりもキャラの内面を掘り下げていく構成に目がいった。

 

続けて2期もすぐに視聴した。構成は1期とあまり変わらないものだったし、一部のファンは「焼き直し」とも言っていたくらいに、周囲の評価は1期よりも低いものであったが、僕はそうは思わない。この2期でも僕が好きなのは4話と6話であった。4話は真面目なトゥルーデと普段はおちゃらけているが姉気質でいざという時にやる気を出すシャーリーとの犬猿の仲について扱ったものであった。犬猿の仲といえども本当に憎しみ合ってるわけではないし、こういう関係性も僕は好きなわけで…。6話は前述したサーニャとエイラについての話で、この話はストライクウィッチーズの中では一番有名なのではないかと思う。「あの山を越えて二人で飛んで行こうか」「いいよサーニャとなら私はどこまででも行ける」という僕が作品で一番好きな掛け合いもこの回だったと思う。ちなみにこの後はサーニャが「みんなが待ってるから行けない」に近いようなことを言っていたと思う。兎角文で書いたところで何も伝わらないんだけど、本当に良かった。

 

ここまで書いていて僕はキャラとしてはトゥルーデが一番好きで、でもキャラ同士の関わりだとエイラとサーニャ(通称エイラーニャ)がかなり好きということがわかると思う。2期を観終えた時点で僕はこのストライクウィッチーズという作品がすっかり好きになってしまっていた。

 

それからはこの作品についてもっと良く知りたいという気持ちからBDの購入(1期当時はDVD)を徐々に行っていった。今僕は1期2期劇場版OVA3作を持っていると思うが、金が無かった当時は1つ集めるだけで一月の小遣いが飛んだものだった。中2の時のお年玉は全部ストライクウィッチーズに使ったと思う。その他にもTSUTAYAで秘め歌コレクションというキャラソンCDやサウンドトラックを借りてかなり聴いていた。2期のキャラソンCDが最終的に発売中止になっていてめちゃくちゃ悲しい思いをしたのは今でも覚えている。キャラソンCDは5枚構成で、1枚に2〜3キャラがミニドラマを含めて各自のキャラソンとその2〜3キャラのキャラソンを歌うものであり、2期のキャラソンCDについてはそのキャラの組み分けについて発表まで為されていた(はず?)なので結構悲しかった。他にもフィギュアを買った。トゥルーデのアルターの高い奴とか、外伝漫画(学校に置いていたら盗まれたけど)とか色々グッズを買い漁った。

 

そして僕が2期を観終えた時、既に劇場版の公開が終わろうとしていた。友人を誘ってわざわざ越谷レイクタウンまで行って観たのはいい思い出だ。僕はこの劇場版を観てポロポロと泣いてしまった記憶がある。内容は少しご都合主義な点もあったと思うけど、それでも良かった。トゥルーデが武装解除したエーリカを背負いながらチョコをあげるシーンとか、エイラーニャが502基地から発進してる時に手をつなぐところとか、リーネが宮藤に手作りの白衣をプレゼントするところとか、宮藤が病人のためにそれを破って処置をするところとか、たくさんの場面が印象に残っている。劇場版のBDを買って家で何回も再生したのはいい思い出だ。前述の友人たちとお金を出し合って(といっても僕が過半数出したが)劇場版のCDを聴いて何度も聴いた。

 

ストライクウィッーズは音楽も魅力的である。何度も述べているキャラソンでは、「Sweet Duet」は有名だろうし、「願い〜I believe〜」はトゥルーデが好きなだけあってソロでは一番好きな曲だ。サウンドトラックの音楽は壮大で勇敢である。「ストライカーの飛翔」「飛べ!シャーリー」「平和への祈り」「守りたい」「静夏、出撃」etc…。何度聴いたことかわからない。そして何と言ってもOPとEDだろう。石田燿子が歌うOP「STRIKE WITCHES 〜わたしにできること」も良いが、個人的には2期EDの「Over Sky」が好きだった。この曲の各キャラソロバージョンが先述した発売中止のキャラソンに入る予定であったから一層悲しみがわかってもらえるだろう。

 

2014年には劇場でのOVAの上映が決定して、僕は各回3回ずつ観た。「アルンヘムの橋」が一番好きだった。ペリーヌの成長を感じ取ることができた一作だったし、これでペリーヌというキャラが一層好きになったと思う。「エーゲ海の女神」では2期10話でトゥルーデをバカにしていたからという理由でそんなに好きではなかったマルセイユの株も上がったと思う。

 

2016年の2月、高2だった僕は同じ部活の先輩に誘われて初めてストライクウィッチーズのイベントに参加した。この時ブレイブウィッチーズの正式な告知があったはずだ。ただ僕は声優が表に出てくるイベントに行ったのはこれが初めてだったし、その頃はまだキャラが全てで声優は非本質!とか思っていた頃なのでそんなに強い思い入れは無かった。傍にそれると、だからと言って今はアニメを観るときに声優について考えているというわけではないが、演技をするときの考えとか気持ちには興味が湧いたということだ。この頃までは真面目にストライクウィッチーズというコンテンツに向かい合っていたと思う。

 

ブレイブウィッチーズが放送され始めたのはちょうど受験生の秋だった。僕はこのときリアルタイムで観ようと試みたが2話でやめてしまった。 勉強をしたかったからではない、単純に他のコンテンツに目移りしていたからだ。浪人時代にブレイブウィッチーズは全話観たが、ストライクウィッチーズの時より本気で観てなかったと思う。義務感で観ていたからなのかもしれないが、僕はやっぱりストライクウィッチーズというコンテンツが好きで、他に強い思い入れが無かったからなのかもしれない。結果的にそれ以降Twitterで動向は追うものの自分からアクションを起こさなくなっていった。

 

そして僕は東京からは遠い場所の大学に受かったので気軽に東京に帰れなくなった。10周年イベントも行く気はあったが所属しているサークルの大きな出来事があったから早々に諦めてしまった。興味が薄れていっているのを実感していた。今でも好きなアニメは?と聞かれたら「ストライクウィッチーズ」と答えるけど、そもそもアニメを観なくなっていってしまっていた。声優アーティストを追っていて肝心のアニメの方に気持ちが向かなくなっていた。

 

最近は人に勧められて前と同じペースでアニメを観るようになったと思う。そんなところでワールドウィッチーズについて3作もアニメ化することが10周年イベントで決まったという情報を受け取った。他にも作者が亡くなってしまった小説のリメイクだとかが決まったそうだ。僕は正直とても嬉しかったが、ずっとコンテンツを追っていたわけでもなく最近はあまり気にしていなかっただけにこんな僕が喜んでいいのかな〜とか思った。けどやっぱりストライクウィッチーズのみんながまたアニメで観られるというのはとても嬉しくて、2021年までは生きる気力が湧いてきた。しかも今回はリアルタイムで観ることができる。劇場版の続きを心待ちにしていた僕にとってはやっぱり嬉しい話だ。問題はいつもスケジュール通りに動かないストライクウィッチーズの運営がちゃんと予定通りに動いてくれるか、という点で、それに関しては心配だけど…。とりあえず流し見に近かったブレイブウィッチーズを見直していこう。

 

まあこんなに長ったらしく書いたけど要約すると「再び始動してくれるらしくてコンテンツから離れてしまっていたけどとても嬉しいので見守っていきたい」ということに尽きます。最後に、10周年おめでとうございます。